桜が咲き、若葉萌ゆる爛漫の春となりました。
草木の芽生えるこの季節は誰もが待ち望んでいる美しい日々ですが、昨年来の世界的な不況の波は日本の政治経済を不安定にしており、明るい陽光も心から楽しむことは出来ません。
しかし、そういう世情の中にあって、第37回國際書道連盟展は入場者4千人を数え、初出品も数多く昨年より出品数も増加するという盛会でありました。
これにより社会不安の中でも、精神の豊かさ、心の充実を求める機運も又、高まりつつあるとの思いを深くいたしました。
永い歴史をもつ書道が、これから書を学ぼうとしている人々にとって豊潤な世界であると実感される場でありますよう念願いたしております。
又、既に新しい国からも来春の國際書道連盟展に参加したいという打診があり、書を通じて多くの国の人々との友好を深めようという連盟の目標が成果を得つつあることを実感いたします。
國際書道連盟が内外の皆様の期待に応えられますように、役員会員の一人ひとりが更なる研鑽を重ねると共に、その責任の大きさを自覚して着実に歩を進めてまいりたいと存じます。
何卒、今後とも皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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